Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同で、ワンセグの態度変容に関する調査を行った。
前回の「ワンセグの態度変容に関する調査」では、ワンセグの利用頻度やテレビ閲覧との比較、個人の部屋の所有有無による利用率の違いを調査した。その結果、ユーザーが生活シーンによってテレビとワンセグを使い分けているほか、自分の部屋を所有しているユーザー程ワンセグを利用しやすい傾向にあることが分かった。
今回の調査では、ワンセグの「ながら視聴」やテレビとワンセグのCM閲覧レベルの比較、携帯電話のマナーに対する許容範囲を年代別・男女別で用意した。
【調査結果サマリー】
調査対象は、10代〜50代までのワンセグを利用したことのある男女500人。男女と年代別の均等割付(10代:20.0%、20代:20.0%、30代:20.0%、40代:20.0%、50代:20.0%)となっている。
Q1-1では、ワンセグを視聴している際に同時に「ながら視聴」をしているメディアについて尋ねた。すると、「特にない」が44.2%で最も多く、次いで「PC」が36.8%、「テレビ」が29.2%という結果になった。
PCとワンセグを同時に利用しているユーザーが40%近くいることから、今後2つを用いたクロスメディアによってユーザーとのコミュニケーションが活性化するのではないだろうか。
また、ワンセグとテレビを同時に「ながら視聴」していることから、「2つの見たい番組があった」または「テレビをメインで見ながら、ワンセグはサブとして」というユーザーがいるのではないかと考えられる。
これを男女別で見ると、男性はPCや新聞による「ながら視聴」が多く、女性はテレビや雑誌での「ながら視聴」が多いという結果が出ており、男女によってその傾向が異なることが分かった。
更に年代別では、以下のようになった。
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