Amazon.comが「iPad」の米国発売日に間に合うようiPad向け「Kindle」アプリの立ち上げを準備したのに対し、Barnes & Nobleは「BN eReader for iPad」の公開をマイペースで進めていたが、ついにAppleの「App Store」から無料でダウンロードできるようになった。
Amazonと同じくBarnes & Nobleも、「iPhone」「iPad」「BlackBerry」など幅広い人気モバイル機器から自社の電子書籍ストアにアクセスできるよう努めており、6月には「Android」スマートフォンがこれに加わる予定だ。利用者は1つのマスターデジタルライブラリにコンテンツを保存でき、複数のデバイス間を移動させることも可能だ。
Barnes & Nobleは、BN eReader for iPadを最初から特にiPad向けに設計したと宣伝している。また、同社の電子書籍には貸し出しのオプションがあり、友人に一部の電子書籍を一時的に14日間貸せることを強調している。
主な機能は以下の通り。
iPadで開いていた電子版の書籍、雑誌、新聞は、読んでいた最後のページをBN eReader対応のPCと同期できる。ただし残念ながら、iPadとiPhone(および「iPod touch」)間で読んだページを同期させる機能はまだない。Barnes & Nobleによると、iPhone向けアプリを完全に設計し直しているところで、2010年中のリリース時にページ同期機能が追加されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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