米書籍販売大手Barnes & Nobleが独自の電子書籍用端末を来週公開するのではということが報じられて以来、カラーディスプレイ搭載など含めた様々なうわさが広まっている。どのうわさも現実化しそうにも思えるが、Gizmodoの報道によると、同デバイスは、標準的な800×600 6インチモノクロe-inkディスプレイとともに、本の表紙など閲覧するための480×144ピクセルのカラーLCDを搭載しているという。そして、この2番目のディスプレイは、ソフトウェアキーボードも表示するようだ。
フルカラーの電子書籍用端末を待っている人にとっては残念な話だが、この興味深いハイブリッドなソリューションは、e-inkの長所を利用(バッテリ寿命に優れ、読書中も目が疲れない)しつつ、コンテンツへの素早いアクセスを可能にするかもしれない(もちろん、同デバイスは3G接続に対応していると言われている。ただし、どの通信事業者かは不明だ)。さらに、このデバイスは、照明を本体上部に装備しているようだ。これなら、暗い場所の読書も可能になるだろう。
外観的には非常に興味深いデバイスだ。来週、直に見ることができるのが楽しみだ。価格は未発表だが、報道ではAmazonのKindleより安くなるのではと言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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