マルチタッチスクリーンを装備した「Windows 7」を搭載するPCで、遊ぶことを目的とした一連のアプリケーションが入手可能となった。
Microsoftは米国時間4月21日、マルチタッチ対応のモニタを装備したWindows 7ユーザーならだれでも無料でダウンロードできる「Windows 7 Touch Pack」をリリースした。
Windows 7 Touch Packには、3つのゲームと3つの「Microsoft Surface」対応アプリケーションが含まれ、そのすべてが、タッチスクリーン上で指を動かしたり、ピンチや回転操作をしたりして実現するエクスペリエンスの提供を目的としている。
Windows 7 Touch Packは、決して新しいものではない。約1年前に最初に発表されたのだが、これまではソニーの「VAIO L」やHewlett-Packard(HP)の「TouchSmart 600」といった一体型PCを始めとする、Windows 7が搭載された新規のPC上にインストールすることを望むコンピュータメーカー向けにのみ提供されてきた。
だが、いまやマルチタッチモニタを有し、Windows 7にアップグレードしたユーザーならだれでもWindows 7 Touch Packでプレイを楽しめる。
Windows 7 Touch Packには何が入っているのだろうか?ゲームという側面からは、「Blackboard」では黒板で自分独自の機械を製作しながらパズルを解いていくことが求められる。「Garden Pond」は、スクリーンに触れて水面に小さな水紋を作りつつ、池の周囲の折り紙の形を動かす静かなゲームである。また、「Rebound」は、電気の流れにタッチすると反応する「Tesla」ボールを指で動かし、相手のゴールへゲームボールを投げ込むことを目指すゲームだ。
一方、Microsoft Surfaceに対応したアプリケーションに目を向けると、「Surface Globe」では、地球の地理を2Dまたは3Dで指を使って探検できるようになっている。「Surface Collage」では、指先で写真のギャラリーをアレンジ可能である。それをコラージュとして保存したり、Windows 7のデスクトップに表示したりできる。さらに、「Surface Lagoon」では、水を指でなぞって、魚がどのように反応するかを観賞できるようになっている。
Microsoftは、Windows 7の優れた点の1つに、マルチタッチ機能があることを伝えてきた。しかしながら、これまではマルチタッチスクリーンを活用したキラーアプリケーションが、あまり多くは出てきていない。Windows 7 Touch Packについて詳細を知り、ダウンロードするには、こちらのリンクをクリックしてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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