Palmは米国時間7月8日、同社携帯端末「Palm Pre」を英国ではO2が独占的に販売をすることを発表した。
O2は、既に「iPhone」を英国で独占的に販売している。また、同社は、Android端末としてサムスンの「i7500」を間もなく販売する予定である。ただし、同端末はO2からの独占的な発売ではない。
Telefonica Europeの最高経営責任者(CEO)Matthew Key氏は、「期待の高いPalm Preをわれわれの幅広いポートフォリオに追加することで、われわれは、スマートフォンの拠点を築きつつある」と声明で述べた。「われわれの顧客は、2009年の最も成功したモバイルデバイスを米国外で初めて体験することになる」(Key氏)
Palm Preは、6月初旬に米国で販売が開始されたが、O2の親会社であるTelefonicaとの欧州全体における今回の独占的契約により、米国外に初めて進出することとなる。
また、Preは、O2を通じてアイルランドおよびドイツで、Movistar系列を通じてスペインで販売される。Palmによると、同端末は2009年後半にはカナダで発売が開始されるという。
O2によるPreの販売価格および発売開始日は未定。同社では、発売開始がクリスマス前とだけ述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」