LGエレクトロニクス・ジャパンは6月11日、ホワイトLEDをバックライト光源に用いた24インチ液晶モニター「W2486L」を発表した。6月下旬に発売する。価格はオープンだが、店頭実売価格は3万円台前半の見込みだ。
W2486Lは、バックライトにホワイトLEDを採用したフルハイビジョン対応の24インチLEDモニター。LEDは光の細やかな制御が可能で、輝度低下がしにくいことが特徴。また、同社のCCFLバックライトモニターに比べ、消費電力を平均40%削減できるという。
モニター光源には、ベゼル下部にLED84個を直列に配置したLEDエッジライト方式を採用。導光板や集光シート、光学シート、反射シートを用い、液晶パネル全体に均一に光を届けることで輝度ムラや色ムラが低減され、美しい画像を再現するという。また、LEDエッジライト方式にすることで各種基盤類の削減や簡素化が可能となり、外部電源を採用することとあわせて、最薄部20.5mmのスリムな筐体を実現した。
HDMI端子は2系統装備。フルハイビジョンビデオカメラやゲーム機、Blu-ray Disc機器などと接続し、なめらかでクリアな映像を楽しめる。
また、快適機能として「シネマモード」や「自動輝度調整」などの「smart機能」を搭載した。シネマモードでは、動画が出る部分以外の画面を暗くして動画の最適環境を提供する。自動輝度調整機能では、部屋の明るさを感知してモニターの輝度を自動調整することで、目の負担を軽減させるという。
「FUN機能」として、ボタンを押すことでWUXGAより一段低い解像度に調節して一時的に画面をズームしたような効果が得られる「EZ ZOOMING」や、画像のアスペクト比を維持しながら拡大してバランスを崩さず画面表示する「ワイド4:3」などの機能も搭載した。
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