ニコンは5月7日、デジタル一眼レフカメラ「D3X」と「D90」が、欧州を代表する写真・映像関連の賞「TIPA ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード2009」のプロフェッショナル部門、アドバンスド部門の各賞を受賞したと発表した。
「TIPA」は、欧州の主要なカメラ・映像関連専門誌の編集長とテクニカルエディターによって構成される団体。毎年、欧州で発売された映像関連商品の中から、カテゴリごとに最も優れた商品を選出して部門賞を贈呈している。今回、「D3X」が「TIPA ベスト プロフェッショナルデジタル一眼レフカメラ 2009」を、「D90」が「TIPA ベスト アドバンスド デジタル一眼レフカメラ 2009」をそれぞれ受賞した。
「D3X」は、35mmフィルムカメラとほぼ同じ、35.9×24mmの同社FXフォーマットCMOSセンサーを搭載したプロ向けモデル。有効2450万画素の高精細、高画質な写真を撮影できる。「D3」と共通のカメラボディ設計、FXフォーマット時に視野率約100%を確保した光学ファインダー、安定感のあるグリップ、そして優れた機動性と操作性が評価を得た。
「D90」は、同社DXフォーマットのフラッグシップモデル「D300」と同じ、23.6×15.8mmの有効1230万画素CMOSセンサーを搭載。また、08年8月27日の発表時点で、世界初の動画撮影機能「Dムービー」を搭載し、デジタル一眼レフカメラでの動画撮影を可能にした。これらの性能・機能を革新的な技術の融合により実現したデジタル一眼レフカメラとして、高い評価を得た。
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