日本ビクターは2月19日、「Everio」シリーズにおいて「ダブルSDカードスロット」搭載モデルなど3機種を発表した。3月中旬から発売する。価格はオープン。
発売されるのは、スタンダードタイプの「GZ-MS120」(MS120)、「GZ-MS130」(MS130)とハイビジョンタイプの「GZ-HM200」(HM200)の全3機種。いずれも記録メディアにSD/SDHCカード(一部内蔵メモリ)を採用したメモリームービーで、MS120とHM200はSDカードスロットをダブルで備えたダブルSDカードスロット機となる。同社によるとSDカードスロットを2つ備えたビデオカメラは業界初とのこと。
スタンダードタイプでは、MS120が最大32GバイトのSDカードを2枚同時に装着できるダブルSDカードスロット機。MS130は16Gバイト内蔵メモリとSDカードスロットを搭載したハイブリッド機となる。いずれも、撮影中のメモリが一杯になると自動でもう一つのメモリに切り替える「自動メディア切替機能」、YouTubeへ簡単に動画がアップロードできる「ワンタッチアップロード」機能、iTunesへの転送機能を備える。
スマートかつスピーディな操作を実現する「クイックパワーオフ・オートレンズカバー」と「高速起動モード」、ローアングル撮影にも便利な「新・レーザータッチオペレーション」、映像を素早く検索・再生できる「オートグルーピング」や「本体ダイジェスト再生」機能などを採用している。
なお、最長録画時間はMS120が約80時間(32GバイトのSDHCカード2枚)、MS130が60時間(16Gバイト内蔵メモリ+32GバイトのSDHCカード)だ。店頭想定価格はMS120が5万円前後、MS130が6万円前後となる。
HM200は、光学20倍ズームの「コニカミノルタHDレンズ」を搭載したハイビジョン対応のメモリームービーだ。MS120と同じく業界初のダブルSDカードスロットを採用しており、1920フルハイビジョン画質で最長約30時間の撮影が可能となっている。
本体サイズは高さ65mm×幅55mm×奥行き113mm、重量は約260g。スタンダードタイプに搭載されている各種機能はもちろん、24Mbpsの高ビットレート記録と約50%の省電力化を可能にした「HDギガブリッドPremium」や、顔でピントや明るさを自動調節する「顔検出」機能も採用している。店頭想定価格は10万円前後となる。
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