ソニーは1月27日、ビジネス向けのモバイルPC「VAIO type G(VGN-G3)」を発表した。発売は2月7日を予定している。
価格はオープンで、店頭モデルの市場想定価格は約20万円。ソニースタイルでは、12万4800円からで、1月30日15時より先行予約販売を開始予定だ。
今回で3代目となるVAIO type G(VGN-G3)は、ビジネス向けモデルとして従来のデザインを極力継続することをコンセプトとしている。2006年12月に初めて登場した「VGN-G1」の筐体デザインと、加圧150kgfに耐える2代目の堅牢性「VGN-G2」(2007年10月)を受け継ぎながら、最新のインテルCPUを搭載。HDDは最大約320Gバイト、SSDならば最大約256Gバイト(128Gバイト×2)の大容量ドライブを備える。
駆動時間は標準のSバッテリ使用時で約6.5時間、Lバッテリならば13時間駆動(店頭モデルは12時間)を実現するなど、ビジネスシーンでの効率アップを重視したモデルとなっている。
本体質量は仕様によって異なるが、光学ドライブなしの店頭モデルで約898gより。光学ドライブを搭載したモデルでも、約984gと軽量だ。いずれのモデルも、天板のカーボンファイバーを強化し6層構造にした。従来機種に比べて1.5倍の強度を実現したという。本体を角から落下させてしまっても内蔵データを守り、動作するなど堅牢性をさらに強化したものとなっている。
このほかにも、新たに「可変トルクヒンジ」を採用し、少ない力でディスプレイを開けられるようにしたほか、USBを3スロットに増加。バッテリを長持ちさせるよう、使用環境の明るさに合わせた輝度に変更できる「照度センサ」を搭載するなど、細かいところに改善を施した製品となっている。
サポート面では、これまでtype Tにのみ適用されていた「国際修理プログラム」をこのtype G春モデルから追加料金なしで対象とする。1年目は無償にて世界36カ国でサポート修理が受けられる。なお、サービスの利用にはウェブでの事前登録が必要になる。
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