アップルは1月23日、iPhone/iPod touch向けのアプリケーションダウンロードサイト「App Store」のアプリケーション総数が1月22日の時点で約1万5000本であることを明らかにした。ダウンロード数は5億本という。
2008年12月には、米国でアプリケーション数が1万本を超えたことを明らかにしていた。2008年7月11日のサービス開始から約6カ月余り、大きく伸び続けているようだ。中でも好調なのがゲームアプリケーションで、約1万5000本のアプリケーションのうち、ゲームのアプリケーション数は約3500本という。
ゲームが好調な背景には、App Storeを通して手軽にインストールできるため、1台に複数のゲームを手軽に持ち運べること、マルチタッチディスプレイ、加速度センサ、GPS、3Dグラフィックス、3Dサウンドなどの先進テクノロジを活用したiPhoneやiPod touchならではのラインアップにあると分析する。
たとえば、ゲームセンターでも人気のあった「DanceDanceRevolution」は、曲に合わせて画面の操作パネルをタップするなど、iPhoneやiPod touch向けにアレンジされている。ナムコやコナミなどの大手ゲームメーカーも参入しているほか、SDKにより個人でも開発できる環境が整っていることも幅広いラインアップの理由だ。
アプリケーションの販売は売り上げ金を開発者とアップル側でシェアする方式で、開発者7割、アップル側が3割の配分だ。在庫のリスクなく有料ゲームのリリースが行えるなど、ビジネス面でも個人チャンスは大きい。
テトリスなどの定番ゲームから脳トレーニングソフトなど、無料のものから有料のものまでさまざまなゲームがそろう。およそ3時間ごとに更新されるというApp Storeのランキングやアップルのサイトから見られるランキングなどから、注目のソフトを探せる。
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