米国時間12月2日、「iPhone」アプリケーションを一部のユーザーに無償で提供可能とする初のプロモーション用コードがApp Storeから提供された。
Appleはついにアプリケーションデベロッパーに対し、アプリを報道関係のテスターらに無償でレビューしてもらったり、一部の幸運なユーザーに懸賞や宣伝として提供したりする手段を提供し始めた(筆者のところにも早速、試用の招待メールが舞い込んできた)。
しかしAppleのすることである。もちろん制約はある。具体的には、製品あたりのプロモーションコードは最大50個に制限される。
さらに、これは完全に無償というわけではない。新規ユーザーを獲得しようと頭をひねるデベロッパーらは、ソフトウェアの軽量版を無償提供するか、アプリケーションに期限限定の無償試用期間を設けて期間満了時に課金を開始するかの方法をとる必要がある。
とはいえ、やっとデベロッパーに何らかの自由が与えられたことは喜ばしいことだ。デベロッパーは、一部のレビュアーに無償でアプリケーションの評価をしてもらうための代替策として、これまでギフト券を発行していたが、お金の無駄になることが多かったそのような方法からも解放されることになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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