任天堂は10月2日、冬商戦向けの新商品を発表するイベント「任天堂カンファレンス2008秋」を開催した。その様子をタイムラインで紹介する。
午後0:30:報道陣の受付が開始。30メートルほどの長い行列ができ、入場を待ちわびていた。
午後1:36:任天堂カンファレンス2008秋が開幕。任天堂取締役社長の岩田聡氏が新モデル「ニンテンドーDSi」を発表。ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteに次ぐ第3のモデルとなる。
午後1:43:ニンテンドーDSiは薄型化したモデルで、ニンテンドーDS Liteより約12%、2.6mm薄くした。この代わり、ゲームボーイアドバンスのソフトは差し込めなくなる。ニンテンドーDS Liteは併売する。ディスプレイは3インチから3.25インチへ拡大した。
さらにカメラ機能や音楽プレーヤー機能も搭載。これは「生活を豊かにする提案」だという。解像度は30万画素と低いが、本体を使って撮影した写真の特定の場所の色を変えたり、らくがきができたりする。また、顔認識エンジンを使ってヒゲなどのパーツをつけたり、表情を変えたりできる。さらに2人の顔を合成したり、似ている度合いを判定したりすることも可能とのことだ。
音楽機能では、音のピッチと再生速度を独立して操作可能。これにより、ポッドキャストを早回しで聞いたり、語学学習用にゆっくり聞いたりできる。
ソフトはインターネットの専用ショップから購入、ダウンロードが可能。ニンテンドーDSiは本体にメモリを内蔵する。さらに、Operaベースのインターネットブラウザ「DSiブラウザー」も無償提供する。専用ソフトでは無線通信速度も向上しているとのことだ。また、SDメモリカードにも対応する。
マイクで音声を吹き込み、「ぱらぱらマンガ」を作れる「うごくメモ帳」というソフトも提供。絵を描くかわりに写真を使うこともでき、作品はユーザー同士で交換できるという。
午後1:58:新しいインターネット接続スポットサービス「nintendo zone」を発表。日本マクドナルドと協力する。ネットワーク接続設定が一切不要な点が特徴だ。その場所オリジナルの情報や体験版、ソフトの追加コンテンツを配布する。
午後2:00:11月1日発売で1万8900円。海外では来年発売。色は白のほか、つや消しの黒も用意する。
午後2:02:歩数計のような端末を身につけ、生活リズムを把握できるソフトなど、冬商戦に向けたニンテンドーDSシリーズのタイトルが多数紹介された。毎週のように新しいタイトルが登場し、誰でも好みに合ったソフトを見つけられることを目指しているという。
午後2:09:スクウェア・エニックスから、WiiとニンテンドーDSを組み合わせて遊べるファイナル・ファンタジーシリーズの最新作が販売されることが発表された。2009年1月29日発売となる。
午後2:10:スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」のビデオが紹介された。2009年3月発売だ。
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