エプソンダイレクトは9月17日、省スペースとハイパフォーマンスを両立したデスクトップPC「Endeavor MR3500」と、高い拡張性を備えたミニタワーPCにLinuxを搭載した「Endeavor LX7900」を発表した。同社のオンラインショッピングサイトおよび、エプソンダイレクトコールセンターを通じて販売を開始する。
デスクトップPCのEndeavor MR3500は、チップセットにインテル G45 Expressを採用し、FSB1333MHzのインテル Core 2 Quadプロセッサの選択や、デュアルチャネル動作で最大17GB/sの高速転送が可能なPC3-8500のメインメモリを搭載できる。チップセットにはビデオ機能が強化されたインテル グラフィック・メディア・アクセラレータGMA X4500HDを標準搭載し、精細な高画質動画の再生を実現した。
幅98mmのコンパクトな筐体にはHDDを2基まで搭載でき、動画や写真、音楽ファイルの保存にも余裕のある最大1.5Tバイトの大容量構成に対応可能。HDDを2基搭載した場合にはRAID機能にも対応し、高速アクセスが可能なRAID 0、業務上の情報資産や大切なデータをバックアップできるRAID 1から選択できる。
インターフェースには、PCIを2基、PCI Express x16とPCI Express x1を各1基ずつ、USB2.0を6ポート、IEEE1394を2ポート、マルチカードリーダなどを標準搭載した。
オプションとして、チップセット内蔵のビデオ機能のほか、さらに高性能な動画/画像処理業務や3Dゲームなどに対応するビデオボードNVIDIA GeForce 8500GTを選択可能。なお、マルチモニター機能は、標準搭載のVGA/HDMI端子で利用できる。
価格は、インテルCeleronプロセッサ 430搭載時の最小構成で5万9850円、インテルCore 2 Quadプロセッサ Q9650搭載時の最小構成で14万3850円となる。
ミニタワーPCのEndeavor LX7900は、OSに軽快かつ安定した動作で信頼の高いTurbolinux Client 2008 Basicを搭載した。Turbolinux Client 2008 Basicはエプソンダイレクト専用システムであり、Turbolinux Client 2008 Live Editionに2つのソフトウェア(Turboメディアプレーヤー/リコーTrueTypeフォント5書体)と、Turbolinuxサポートセンターの利用権1件が付属する。
CPUやメモリ、HDDなど幅広い選択肢を用意し、コストを重視した仕様構成から、性能重視で拡張性を活かしたハイパフォーマンス構成など、さまざまな用途に合わせたカスタマイズに対応する。
3基のPCIスロットのうち、2基は長さ312mmまでのフルサイズPCIボードに対応する。さらにPCI Express x16スロット1基、HDD3基、5.25型ドライブ2基、3.5型ドライブ1基と、ミニタワーでも高い拡張性を誇る。
価格は、インテルCeleronプロセッサ430搭載時の最小構成で5万1450円、インテルCore 2 Quadプロセッサ Q6600搭載時の最小構成で8万2950円となる。
なお、10月1日17時までの期間限定で、「Endeavor SV110h」を除くEndeavorPC全機種が1セットあたり3150円オフとなる「上期末決算特別キャンペーン」と、1Gバイト以上の大容量メモリが最大1万5750円オフとなる「大容量メモリがお得!キャンペーン」を実施している。
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