三洋電機は12月10日、2灯式の液晶プロジェクタ「LP-XF70」と「LP-WF20」の2機種を2008年1月に発売すると発表した。
この2製品は、330Wの高出力ランプを2灯使用した高輝度な液晶プロジェクタだ。XF70は9000ルーメンという高輝度モデルながら従来製品に比べて37%減、光効率換算で1.6倍という低消費電力化も実現しており、AC100Vでの使用が可能となっている。また、ミラー方式の新光合成技術により2つのランプの光出力を均一化し、色むらの低減と高画質化を実現。さらに、吸気の風量から目詰まりを検出して自動的にフィルターを巻き取るシステムも搭載されている。
従来、高輝度プロジェクターを稼働させるためにはAC200Vの電源が必要であったが、それをAC100Vにまで引き下げたことが大きな特徴。これにより、今まで以上に多くの環境での使用が可能となる。
LP-XF70は、アスペクト比4:3、解像度XGAの1.8インチ液晶パネルを搭載している。発売日は2008年1月11日で、希望小売価格は367万5000円だ。LP-WF20は最高輝度6000ルーメンで、アスペクト比17:10の1.2インチ液晶パネルを搭載したワイドXGAモデルだ。発売日は2008年1月21日で、希望小売価格は262万5000円となっている。
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