Microsoftは米国時間5月25日、予定していたゲームソフトウェア「Halo 2 for Windows Vista」のリリースを延期した。原因は、同ゲームに部分的なヌードが含まれていたためという。
Halo 2 for Windows Vistaのリリースは、6月第1週に延期となった。それ以前に発表されていたリリース予定日は5月22日だったため、約2週間の延期となる。Microsoftが最初に発表した予定日は5月8日で、当時、Microsoftは延期の理由について技術的な問題と説明していた。
Microsoftは今回の延期について、Halo 2の初期版のマップエディタに「ちょっとしたコンテンツのエラー」が見つかったためとしている。エラーとは、部分的なヌードのコンテンツのことだ。
エラーが見つかったものの、Microsoftでは、わいせつなコンテンツは簡単に見つけられるものではないと述べている。
「問題のファイルはゲームそのものには含まれていないし、単にゲームをプレイするだけならユーザーは気が付かないだろう」とMicrosoftは述べている。
Microsoftは、問題が存在するのは初期出荷分のみで、その後の出荷製品には影響しないことから、Halo 2のレーティングを変更する計画はないとしている。問題の影響を受ける製品のパッケージには、警告のラベルが貼られるほか、Microsoftでは、問題のコンテンツを除去するパッチを用意した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス