PCの販売価格、ネットと店頭では僅差--内閣府調べ

 内閣府の調査で、PCの店頭販売とネット販売の価格を比較結果が明らかになった。

 調査は2007年2月と3月に、主要メーカーのノートPC4機種を対象に、東京、仙台の実店舗とネット専業店舗の価格を比較した。

 調査の結果、PC単体での販売価格はネット販売の平均価格のほうが2〜7%程度割安だが、販売店のポイントシステムによる割引や、配送料を合算した場合の価格では、ごくわずかの差しか見られなかった。

 また、傾向として、ポイント割引システムは、通常、大手量販店などの実店舗では、ほとんどの店舗で1〜20%程度の割引が実施されている一方で、ネット専業店舗ではポイントシステムが導入されていないところがほとんどだった。

 配送料について、ネット店舗では、1万円以上の商品を購入した場合に無料になる例や、500〜1000円程度の徴収する例が多く見られた。

 同様に、DVDソフトやホテル、海外航空券についての調査では、いずれもネット販売のほうが安値で販売されているとわかった。

 同調査は、内閣府の「電子商取引が物価等に与える影響に関する調査委員会」が実施。電子商取引が物価に与える影響について、実態の調査を行っており、今夏をめどに中間報告書をまとめる方針。

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