三洋電機はムービーカメラ「Xacti」に、MPEG-4 AVC方式による撮影をサポートした新機種「Xacti DMX-CG65」を発表した。発売は4月下旬より。価格はオープンで実勢店頭価格は5万円前後となる。
Xacti DMX-CG65は、SDメモリーカードを記録メディアとしたポケットサイズムービーカメラの最新モデルとなる。撮影しやすいタテ型のエルゴノミクスデザイン、コンパクトボディはそのままに、最新のムービーフォーマットMPEG-4 AVCによる撮影をサポートしたことが最大の特長だ。
これにより、少ないデータ容量で高画質・長時間記録が可能となり、パソコンとの親和性も向上。そのため、同社では、現在人気を集めているウェブ上でのムービーコンテンツ制作機材としてXactiの認知を高めていくことも狙いの1つだ。
ムービー撮影中の高画質静止画撮影や独自のLSI「ピュアフォースエンジン?」による高感度撮影など、高画質・高性能の撮影機能は前モデルをそのまま踏襲。約150gという軽量ボディながら、動画撮影連続約70分というスタミナを誇る。
有効画素数は約600万画素。8GバイトまでのSDHCメモリーカードに対応するほか、18Mバイトのメモリも内蔵している。
同社では今回の新製品発売に合わせ、Web上での高画質デジタルムービーコンテンツ普及のためのプロジェクト「Xacti 2.0(ツー・ポイント・オー)」を発足。シーボックス、エムログ、シックス・アパート、ボイスバンクといったWebコミュニティ4社と協力し、ユーザーが使いやすいウェブ上のムービーコンテンツサービスの提供を行っていくとしている。
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