最終更新時刻:2008年10月10日(金) 23時50分

モバイルチャンネル

お国柄が見える?--IDC、世界5カ国の携帯電話利用実態調査を発表

文:Candace Lombardi(CNET News.com)
翻訳校正:編集部

2006/11/29 17:50  

 IDCの新しい調査結果から、スマートフォンの鍵を握るのはOSであることが明らかになった。

 調査は、中国、ドイツ、インド、英国、米国における携帯電話とスマートフォンの所有者4000人以上から収集したデータに基づき、6カ月をかけて実施された。結果は、国、電話会社、プラットフォーム、デバイス別に集計された。

 特にスマートフォンにおいては、OSに対するユーザーの満足度が競争を促す重要な差別化の要因になっていると、IDCは結論付けている。

 端末の利用に際して重視する事柄に関する項目では、英国や米国では多くのユーザーがWi-FiアクセスやGPSと回答した。その一方で中国、ドイツ、インドのユーザーが重視するのは、電話のストレージ容量と、音楽や写真の品質であることが判明している。

 またIDCによると、米国のスマートフォン所有者の間で最もよく使われているデバイスは、NokiaではなくPalmの製品だという。

 IDCのMobility, Computing, and Consumer Marketsグループバイスプレジデントを務めるRandy Giusto氏は「Nokiaは世界最大の電話メーカーで、米国以外のすべての国において最大の市場シェアを誇るブランドでもある。だが米国では状況が異なる」と述べた。「(Nokiaから)企業向けのEシリーズやマルチメディア電話のNシリーズが発表されたが、この調査結果からあまり状況は変わらなかったことがわかる」(Giusto氏)

 Palmは米国で最も人気のあるデバイスブランドである。調査によると、Palm所有者の約76%が、他の人にも自分と同じスマートフォンを「勧めたい」と答えている。他社製品のユーザーで同様の回答をした人の割合は、サムスンで75%、Sony Ericssonで69%、RIM Blackberryで67%、Motorolaで54%、Nokiaで54%となっていた。これらの数字からも米国でのPalmの人気振りがうかがえる。

 調査を実施したすべての国で、4つのOSすべてが利用可能ではなかったが、英国、米国ではPalm OSが人気OSの第1位に選ばれた。ドイツと中国では「Windows Mobile」が第1位に選ばれ、「Symbian OS」が少差で第2位につけている(インドにおいても「Windows Mobile」が人気OSの1位となったが、スマートフォンを所有する調査回答者の数そのものが不足していたので、結論を導き出すには不適切と判断された)。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

新着記事

モバイルチャンネル セレクション

ケータイが2つに分離?ドコモが提示する未来の端末を動画でチェック
NTTドコモは幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2008において、ディスプレイ部分と操作キー部分が分離するユニークな未来の携帯電話端末を参考展示している。その様子を動画で紹介する。
グーグルのワイヤレス構想--特許申請で判明したその「オープン度」
初の「Android」搭載携帯を発表し終えたグーグルが、ある特許申請書を米特許商標庁に提出した。この書類から同社のワイヤレスネットワーク構想を読み取ることができる。
「T-Mobile G1」は中身で勝負--初の「Android」携帯が持つ可能性
米国時間9月23日に発表されたGoogleの「Android」を搭載した携帯は、外観はほかの携帯電話と大差はないが、これまでの携帯電話にはないユーザーエクスペリエンスを提供するソフトウェアが搭載されている。

モバイルチャンネル コラム

■モバイルインターネット業界の基礎知識

電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか
近年急成長を遂げたモバイルコンテンツ市場といえば、電子書籍やデコメール、最近ではメニュー等の着せ替えコンテンツだ。なぜこれらのコンテンツが今、伸びているのだろうか。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

人気を集めるモバイルコンテンツにも変化の波
モバイルコンテンツ市場においては、音楽とゲームが大きな2本柱になっている。しかしその人気コンテンツは、時とともに移り変わっている。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

行動、売れ筋、顧客単価--あらゆる面でPCと異なるモバイルECの世界
今回は、携帯電話による物販を中心とした、いわゆる「モバイルEC」について解説していく。その実態はPCのECビジネスと大きく異なっている。

フォト

企画特集

ネットと家電をつなぐチャレンジ「Life-X」
第一題:ライフログ・シェアリングサービス「Life-X」の第一印象は?
エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」
【第2回】メーカー/占いのコンテンツを作ってみた!

プロダクトレビュー

メンバーズレビュー