ソニーは薄型テレビ「BRAVIA」の新製品、4シリーズ全11機種を発表した。
薄型テレビBRAVIAに液晶テレビ3シリーズ全9機種、リアプロジェクションテレビ1シリーズ2機種が登場した |
BRAVIAは昨年夏に登場したソニーの新テレビブランドだ。ソニーパネルと銘打った液晶パネルの採用、ブラビアエンジンによる画質改善などが功を奏し、登場以来好調に推移している。
その好調さを受け発売された新機種は、「ブラビア第2幕」と位置付けられ、現行機種以上にハイビジョン画質を意識した内容になっている。
シリーズ展開は、フラッグシップモデルの「X2500シリーズ」、フルHDパネルを搭載した「V2500」シリーズ、スタンダードモデルの「S2500」シリーズ」、リアプロジェクションモデルの「A2500シリーズ」の4シリーズ展開となる。
32V型以上のモデルに独自の「ライブカラークリエーション」を搭載し、色再現性を向上させたほか、フルHDパネル搭載モデル、大画面モデルの増強などが主な改善点だ。価格はすべてオープン、9月15日より順次発売される。各シリーズの特長は以下の通りとなる。
【液晶テレビ】ソニー初となる52V型を加え、より大画面サイズへとシフトさせた。全モデルにフルHDパネルを搭載したことに加え、新高画質回路「ブラビアエンジンプロ」を内蔵する。民生用テレビとしては初となる、動画色空間の国際標準規格「xvYCC」にも対応しており、より自然な動画色再現が可能だ。本体カラーはシルバー、ブラックのスタンダードカラーのほか、受注生産となるがホワイト、ブラウン、ブルー、レッドの全6色が用意されている。
・V2500シリーズ40V型、46V型にフルHDパネルを搭載した高画質タイプで、動画応答速度8msec、視野角上下左右178度とパネル性能はハイクラスだ。さらにコントラスト比においては、1800対1(32V型のみ1700対1)とX2500シリーズ(1500対1)をも上回る。HDMI端子は2系統を装備する。
・S2500シリーズ1366×768ドットのワイドXGAパネルを搭載したスタンダードモデル。高画質回路のブラビアエンジンの搭載、自然な色合いを再現するライブカラークリエーションなどの高画質技術はV2500シリーズ同様だ。HDMI端子は1系統を装備する。
【リアプロジェクションテレビ】パネルデバイスにソニー独自開発のSXRDを採用したリアプロジェクションテレビだ。昨年のモデルに比べ、SXRDを1920×1080ドットのフルHD仕様にしたことが大きな改善点となる。SXRDパネルはR(赤)、G(緑)、B(青)を1枚ずつ用意した3SXRD方式を採用し、滑らかな映像再現が行えるほか、最高1万対1という高コントラスト比を実現した。映像エンジンには、X2500シリーズ同様ブラビアエンジンプロを内蔵する。
写真左より、BRAVIA KDL-46V2500、中央、BRAVIA KDL-52X2500、右、BRAVIA KDS-50A2500 |
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