Palm OSを搭載した最新のTreoが間もなく登場しそうだ。
CNET News.comが入手した情報によると、PalmはEV-DO(Evolution Data Optimized)ベースの新しいPalm OS搭載機を発表するようだ。Palmは米国時間5月15日にも新しい機種「Treo 700p」を発表する見込みだと、この計画に近い情報筋は述べた。Palmは約4カ月前、Verizon Wireless向けに、Windows Mobileを搭載したEV-DO対応の「Treo 700w」をリリースしている。
Palmの代表者にこの件についてコメントを求めたが、現時点では返信を得られていない。
Palmがこれまでの伝統に逆らい、Windows Mobileをスマートフォン700wで採用して以来、Palmファンのウェブサイトには、700pに関するさまざまな憶測が書き込まれている。Palmは2006年1月に700wをリリースした。当時、Palmの最高経営責任者(CEO)Ed Colliganは、同社は今後もPalm OSベースのTreoのリリースを継続すると明確に述べた。700pは、2004年10月に同社がリリースした「Treo 650」以来、初めてのPalm OSベースのアップデート機種となる。
米国では、VerizonとSprintがEV-DOサービスを提供している。EV-DOは、400kbps〜700kbpsの伝送速度でデータをダウンロードすることが可能で、これまでの無線網と比べて速度が飛躍的に改善する。
700wではVerizonがローンチパートナーだったが、700pについてはVerizonとSprintのどちらから最初に提供されるかは、まだ明らかではない。出荷時期に関しても、現時点では不明だが、Palmファンのウェブサイトには、5月後半という憶測が多く見られる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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