Palmは米国時間1月4日、Microsoftのオペレーティングシステム(OS)を搭載する初めてのTreoスマートフォン「Treo 700w」を5日に発売すると発表した。
Palmは2005年9月、長年の慣習から脱却し、次世代のTreoスマートフォンにMicrosoftのOSを採用すると決定した。また一方で、Palm OSベースのスマートフォンも提供し続けると語っていた。
Microsoftは長い間、Palmの強力なライバルと見られていた。そのため、Treo 700wは、Palm OSベースの人気機種で、数四半期にわたり同社の売上の柱となってきた「Treo 650」と、あらゆる点で比較されることになるだろう。
Treo 700wは、Verizon Wirelessが提供する2年間のサービス契約を同時に申し込んだ顧客には399.99ドルで提供される。
同モデルには、WindowsやInternet Explorer、Windows Media Playerなど、多数のMicrosoft製ソフトのモバイル版が搭載される。
同モデルに組み込まれたOSは「Windows Mobile 5.0」で、プロセッサはIntel製。また128Mバイトのメモリを搭載する。SDカードの拡張スロットを利用して、60Mバイト程度のストレージを追加することも可能だ。
また、Treo 700wは、Bluetooth 1.2によるワイヤレス接続をサポートするほか、静止画と動画を撮影できる1.3メガピクセルのカメラも搭載する。
Palm(旧palmOne)の最高経営責任者(CEO)Ed Colliganは声明の中で「顧客はWindowsプラットフォームのTreoスマートフォンをずっと欲しがっていた」と述べた。「Treo 700wはパワフルで柔軟性に富み、とても使いやすいモデルだ」(Colligan)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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