ハドソンは3月24日、任天堂が2006年に発売予定の次世代家庭用ゲーム機「レボリューション(仮)」を使用した、仮想ゲームプラットフォーム「バーチャルコンソール」ビジネスに参入することを決定した。
任天堂のレボリューション(仮)に搭載予定のバーチャルコンソールは、ネットワークを介してファミリーコンピュータなど過去に発売されたゲームタイトルをダウンロードできるシステムのこと。今回はこのバーチャルコンソールに、ハドソンとNEC(旧:日本電気ホームエレクトロニクス)が共同開発した家庭用ゲーム機「PCエンジン」シリーズ用のゲームタイトルを供給するという。
1987年に発売されたPCエンジンは、「HuCARD(ヒューカード)」と呼ばれる独自のカード型ROMカートリッジを採用した8ビットゲーム機だ。その後もCD-ROM2システムなどの登場により人気を博した。なお、今回のバーチャルコンソールにはCD-ROM2で提供されたタイトルも含まれる。
PCエンジンシリーズ用に発売されたタイトル数は670以上(うち、ハドソンのタイトルは122)で、ハドソンは今回の参入により過去の豊富なゲーム資産の有効活するとしている。
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