エレコム(葉田順治社長)は1月12日、女性マーケット強化の第1弾として、バルス(高島郁夫社長)が展開するホームファニシングショップ「Francfranc(フランフラン)」に、オリジナルのパソコン周辺商品を提供すると発表した。いずれの製品もユニークでお洒落な形状が特徴。
「ELECOM×Francfranc」のダブルネームブランドで、USB接続の光学式マウス、光学式ワイヤレスマウス、マウスパッド、閉じると球形になるコンパクトスピーカー、イヤホンの5アイテムを販売する。
価格は、光学式マウスが3990円、ワイヤレスマウスが6300円、マウスパッドが1890円、イヤホンが5040円、コンパクトスピーカーが3990円。発売日は、ワイヤレスマウスのみ3月中旬の予定で、その他は2月1日。どのアイテムも、ホワイトやイエロー、グリーン、レッドなど、それぞれ2〜4色のカラーバリエーションを用意する。
エレコムは、現在、男性PCユーザーをメインターゲットに、カメラ系・家電量販店を中心としたチャネルで商品を販売している。しかし、パソコンの世帯普及率が7割を超え、ユーザー層が拡大するとともに、パソコンやその周辺機器が専門的なものから日用品的なものになりつつあることから、女性をターゲットにした展開を強化する。
一方「Francfranc」は、日用雑貨品を中心に販売するショップで全国で約80店舗を展開。20代、30代の女性の愛好者が多い。エレコムは、このような新たなチャネルを通じ、ブランド認知を高めることで、既存のチャネルでも女性に選ばれるブランドを目指す。
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