Intelが最新のノートPC用チップの仕様と価格を密かに公表した。それによると、新型デュアルコアプロセッサの価格は旧型のシングルコアプロセッサとほぼ同額となっている。
Intelのウェブサイトで公開されている価格表によると、ノートPC向けのデュアルコアチップ「Yonah」は、シングルコアPentium Mプロセッサとほぼ同価格で販売されるという。Yonahプロセッサ最速の「T2600」は、最大2.16GHzで動作し、667MHzのバス(プロセッサとメモリ間でデータの受け渡しを行うチャネル)を搭載。これに対し、既存のPentium Mプロセッサは、バススピードが533MHzで2.26GHzで動作する。両チップとも価格は637ドルに設定されている。
シングルコアのYonahチップ「T1300は(1.66GHzで動作し、価格は約209ドル。また、デュアルコアYonahで最も安い「T2300」(動作速度は1.66GHz)は241ドルとなっている。Yonahプロセッサは、全モデルが2Mバイトの2次キャッシュと667MHzのFSB(Front Side Bus)を搭載している。
Intelはまた、新しいCentrinoモバイルチップの価格も公表した。2.16GHzで動作する最速チップの「T2600」は、667MHzのバスを搭載し、価格は706ドル。またローエンドのT1300は1.6GHzで動作し、667MHzバス搭載で価格は278ドルとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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