ホリデーシーズン到来、2005年一押しのハイテク商品はコレ - (page 2)

各種テレビ

　昨年はフラットテレビがトップに輝いたが、今年もそのトレンドが繰り返される。

　ショッピングモールデベロッパーのMacerich Companyが3780人の買い物客を対象に実施した調査によると、全体の14％が今年のプレゼントにプラズマテレビを購入する計画だという。しかし、その選択は容易ではない。現在、市場にはプラズマテレビが50ブランド、液晶テレビが60ブランドひしめき合っている。液晶技術の方が一般的に高価だが、こちらの方がプラズマより品質が高いとされている。

　アナリストが予測を示したとおり、ハイエンドテレビの各モデルは価格が劇的に低下した。その好例が、BestBuyの販売するMaxentの42インチEDTVプラズマテレビで、価格は感謝祭の翌日から999ドルとなっている。

PSPも好調

　3月に米国デビューを飾ったソニーのPlayStation Portableは今年、初めての年末商戦を迎える。ソニーによると、同製品は米国市場での発売から累計200万台以上が販売されたという。同マシンは主にポータブルゲームマシンとして販売されているが、映画や楽曲の再生、デジタル写真の表示、内蔵のワイヤレスネットワーク機能を使ったインターネットの閲覧も可能となっている。

デザインと機能を両立した携帯電話

　ブラックフライデーには、スタイリッシュで豊富な機能を搭載したNokia、Motorola、およびSamsungの携帯電話を求める行列もできると予想される。

　小売店の価格動向情報を発信するBlack Friday 2005というウェブサイトによると、大手小売店のWal-Martでは、今年の感謝祭から始まるショッピングシーズン中、Motorolaの「RAZR」を88ドル73セントで販売する見通しだという。現在、各種小売店における同機種の販売価格は一般的に199ドル前後となっている。同製品は、Cingularのサービスとバンドル販売される可能性が高い。