Gorbatchevは、Mac miniの利用方法をまだはっきり決めていないという。同氏はすでに2台のWindowsラップトップと3台のデスクトップPCを所有している。
同氏がまず思ったのは、どれだけ静かかを確認した上で、Mac miniをメディアPCにすることだった。使い方については、ヘッドフォンジャックから出力されるオーディオの品質によって考えるという。
「光出力端子が付属していればメディアPCとして利用する確率がかなり高まっただろう。Appleがこのような点を考えなかったことについては非常にがっかりしている」(Gorbatchev)
miniにも制限はある。アップグレードが困難、プロセッサが比較的低速、そしてもちろん、Apple CEO(最高経営責任者)のSteve Jobsが11日に語ったように、「BYODKM(Bring Your Own Display、Keyboard and Mouse:モニタ、キーボード、マウスは各自用意)」である点だ。
Jupiter ResearchのアナリストMichael Gartenbergによると、キーボード、マウス、モニタを持っている大半の人は、それらをPCに接続しているという。
Gartenbergはさらに、人によってはキーボード、マウス、モニタの購入に499ドル以外の出費も必要になるが、安い希望小売価格が重要な心理的障壁を取り除いている、と付け加えた。
「Macにはかなり以前から注目が集まっていたが、大半の人はお金を出したがらなかった」(Gartenberg)
Windowsマシンを使い続けたいと考えている人には、miniを使うために新しいキーボードなどを購入しなくても済む選択肢がある。セントルイスのSharon Heiselというグラフィックスデザイナーは、miniを自分のPCの横に設置しようと考えている。KVM(Keyboard、Video and Mouse)スイッチという周辺機器があれば、2台のマシンを切り替えて使うことができる。
実際にminiを購入した場合、同氏はPCをデザイン作業用に使い続け、ウェブや電子メールには、ウイルスやセキュリティに関して評判がよいMacを利用すると述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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