矢野経済研究所は12月17日、世界の光ディスクドライブ市場に関する調査結果を発表した。それによると、2003年における市場規模(見込み値)はCD-ROMが6500万台(全体に占める割合は31.6%)、CD-RWが6300万台(同30.6%)、DVD-ROMが3100万台(同15.0%)、COMBO(DVD-ROM兼CD-RW)が2700万台(同13.1%)、DVD-W(書き換え可能DVD)が2000万台(同9.7%)という。
同市場について、同社は「国内ではDVD-Wのターゲット市場としてデジタル家電が注目を集めているものの、パソコンメーカーが秋になってDVD-W搭載を表明したことから、パソコン向けDVD-W市場が動き出した」とみる。世界パソコン市場は年間1億4000万台規模であるのに対し、DVDレコーダーが代替しうるVTR市場は5000万台程度なので、「パソコン市場の巨大さと潜在的可能性は、民生用機器の追随を許さない」(同社)。
同社は2004年の市場状況を以下のように予測する。
そのほかの主な調査結果は以下の通り。
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