日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月22日、重さ124gの携帯用情報端末(PDA)「HP iPAQ Pocket PC(アイパック・ポケット・ピーシー)h1937」を発表した。同日から日本HPの直販サイトなどで販売を開始する。先着2000台を1万9800円のキャンペーン価格で提供する。
外形寸法は縦113mm、横70mm、厚さ13mmと「Pocket PC製品としては世界最小で、定期券入れ程度のサイズと重さ」(同社)という。
SDIO/MMC規格対応のカードスロットを装備しており、無線通信用のSDIOカードを装着してインターネット接続が可能。SDメモリカードを使ってデジタルカメラ、携帯電話などとのデータ交換を行える。OSはマイクロソフトのWindows Mobile 2003 software for Pocket PCを採用。MP3やWAVEなどの形式のデータをWindows MediaR Playerで再生する。
液晶画面のサイズは3.5インチで、解像度は240×320ドット、表示色数は6万5536色。CPUは動作周波数203MHzのサムスン電子製S3C2410プロセッサ。メモリ容量はRAMに64Mバイト、ROMに32Mバイトを備える。電源は充電式リチウムイオンバッテリー、最大バッテリー駆動時間は約8時間。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」