ソニーマーケティングは5月14日、「バイオ」ブランドのパソコン新製品、8シリーズ全24モデルと、無線LAN規格「IEEE 802.11g」に準拠した関連製品などを発表した。
バイオの8シリーズは、デスクトップ型で、キーボード一体型の「バイオW」をはじめとする計3シリーズを、ノートパソコンでは新シリーズ「バイオノートTR」をはじめとする計5シリーズを用意する。5月24日から順次発売する。
バイオWシリーズでは全モデルでDVD-RWドライブを搭載し、テレビ番組やアナログ映像などのDVD記録が可能となる。「Net MD」搭載モデル(PCV-W121)やスタンダードモデル(PCV-W111)のほか、17.5型のワイド液晶を採用したモデル(PC-W500)などを用意する。
ノートパソコンのバイオノートTRは、「小型・軽量が特長の新シリーズ」(ソニー)となる。CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを搭載し、重量を約1.39kgに抑えた。また、802.11b/802.11a準拠の無線LANとBluetooth機能を内蔵する。プロセッサは超低電圧版インテルPentium Mプロセッサ。標準バッテリー装着時の駆動時間は「最大約7時間」(ソニー)。
802.11g準拠の無線LAN製品は、アクセスポイント、ブロードバンドルーター、PCカード、無線LANコンバーターを用意する。802.11gは2.4GHz帯で最大54Mbpsのデータ転送が可能となる無線LAN規格。仕様は現在ドラフト段階だが、製品の最終規格への対応はファームウェアのアップデートで行う。なお、これら無線LAN製品はバイオ以外のパソコンでも利用可能となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」