Apple Computerは米国時間29日、iPodユーザーの一部から、iTunesジュークボックスソフトの最新版を利用するためのアップデートが行えないという苦情が出ているのを受け、この原因を調査中であると語った。
同社は28日、iTunesの機能強化にあわせて、iPod用ソフトウェアのアップデータをリリースした。これはiPodで、iTunes 4.5に搭載された新しい機能を利用する際に必要になる。しかし、数多くのiPodユーザーから、アップデータを起動しても、iPodを検出できなかったというの声が上がっている。
「Appleはこうした報告を数件受けとっており、現在原因を調べている」と同社はCNET News.comに寄せた声明の中で述べている。また同社は、問題があった場合は、AppleCareに連絡をとるようユーザーに勧めている。
iPod用ソフトウェアのアップデータは、28日にAppleのiTunesジュークボックスのアップデート版とともにリリースされた。iTunesの新バージョンには、新しい機能が数多く追加されており、例えばCDケースに挿入するジャケットをプリントしたり、「iMix」という曲目リストを作成してAppleミュージックストアのユーザー同士で共有したりすることができる。またAppleはこの新バージョンで、iTunes音楽ファイルの共有方法を変更した。変更の目的は、ファイル交換などを可能にするさまざまなアドオンプログラムを使えなくすることにある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス