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PC選びにも一苦労?--インテルチップ、来年は百花繚乱

2005/10/14 12:23
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 Intelがプロセッサ製品の品揃えを大幅に拡充する予定であることから、来年はコンピュータの購入でさらに苦労することになりそうだ。

 CNET News.comは、Intelの製品ロードマップに関する極秘情報を入手したが、これを見ると、同社が2006年にありとあらゆるチップの投入を予定していることが分かる。コンピュータの頭脳であるコアを1枚のシリコン片に2基搭載するものもあれば、シングルコアのものもあるようだ。

 チップや、それが搭載されるコンピュータのタイプに応じて、ハイパースレッド、64ビット拡張機能、エグゼキュート・ディスエーブル・ビット機能、仮想化機能といったパフォーマンスを向上させる各種の機能が、単独もしくはさまざまな組み合わせで、製品に追加される。また、これらが全く搭載されないものもある。加えて、各種のチップは、動作スピードやキャッシュ容量、バススピードといった点で、それぞれ異なるものになる。

 IntelのエンターテイメントブランドPC「Viiv」の第一弾には、「Bad Axe」「Palm Canyon」「Bear Canyon」という開発コード名のマザーボードが搭載される。各マザーボードは「LGA775」パッケージングを採用し、3.6GHz以上のプロセッサに対応する。これらのコンピュータは、まもなく登場するノートPC用「Yonah」チップを搭載する。なお、この件について、Intelはコメントを控えている。

 Intelは将来的にPentium 4シリーズを2つの製品ラインに分割する。その1つは、2006年上半期に出荷予定の「Presler」で、もう1つは2006年下半期出荷予定のデスクトップ用プロセッサ「Conroe」だ。どちらもデュアルコア搭載で、800MHzのフロントサイドバスを採用することから、複雑な計算処理の高速化が期待できる。

 「Smithfield」の後継チップであるPreslerは、1つのパッケージに物理的に2つに分かれた「Cedar Mill」プロセッサコアを搭載する。Preslerに対応するチップセットは、EM64T(64ビット拡張機能)、複数のタスクを個人/業務/管理用途ごとに別領域に分割して処理する仮想化機能、プロセッササイクルの加減速を支援する拡張版Speed Step、「LaGrande」セキュリティシステム、そしてWindows VistaなどのOSを併用することでウイルスやトロイの木馬を無効にするエグゼキュート・ディスエーブル・ビット(XD)機能を搭載する。

 Preslerと、これに対応する945Pおよび945GチップセットをベースにしたIntelのマザーボードとしては、「Radio Springs」「Palm Canyon」「Marblewood」(開発コード)がある。

価格は据え置き

 Conroeには2種類のPCプラットフォームが用意されている。企業向けコンピュータの「Averill」と家庭用コンピュータの「Bridge Creek」がそれだ。ConroeはIntelの次世代マイクロアーキテクチャをベースにしているが、この低消費電力のアーキテクチャは他にもノートPC用の「Merom」やサーバ用の「Woodcrest」に採用される。

 このロードマップでは、Preslerにはキャッシュメモリのコンポーネントが別途用意されることが示唆されている。だが、Conroeのほうには2Mバイトおよび4Mバイトの高速キャッシュメモリが内蔵されるとの記載がある。

 このカテゴリーのIntel製マザーボードは、主にBroadwaterチップセットがベースとなり、2006年後半にリリースされる見通しだ。このなかには「Lemont」「Wescott」「Coupeville」「Guardfish」「Westchester」「Shrewsbury」「Marble Springs」「Stoughton」「Mequon」「Pelzer」「Rogers City」といった開発コード名のマザーボードが含まれている。

 この社内文書によると、もう1つ予想される傾向として、Pentium 4の売り物の1つであるハイパースレッディング機能がConroeには搭載されず、シングルコアプロセッサ用チップセットの一部のみに採用されるという。同機能は1つのプロセッサコアで2つのソフトウェアスレッドを処理するため、チップのパフォーマンスが向上すると、Intelでは説明している。

 Intelは4種類の新しいCeleronプロセッサ--「410」「420」「430」、そして低電圧版の「423」を18カ月以内に発売するとみられている。これらのチップは、65ナノメートル技術を使って製造される初めての低価格チップとなる。

 これらのチップには、533MHzへ高速化された高速フロントサイドバスが搭載される。新しいYonahプロセッサアーキテクチャで構築されたこれまでのバージョンのそれは400MHzとなっている。

 1つだけ変わらないのが価格設定だ。デスクトップおよびノートPC用の新チップは、既存のチップと同じ価格帯で販売されることになる。価格体系の据え置きは、ライバルに対する自社の立場に自信があることを示唆するのが通例だ。それが、AMDに対するIntelの考えの表れなのかもしれない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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