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米デル、リリースしたてのPDA用修正プログラムを引っ込める

2003/07/31 18:03
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 米Dellは、同社ウェブサイトで配布していた携帯端末Axim X5用のOS修正プログラムを、一時的にダウンロード中止にした。これは、このパッチを利用して、旧バージョンのオペレーティングシステム(OS)を不正にアップグレードしたユーザーが一部にいたことを受けての措置という。

 Dellは米国時間7月30日、同社製PDA向けのパッチを自社サイトで提供し始めたが、このパッチを利用してPDAのOSをMicrosoft Pocket PC 2002から、最新バージョンであるWindows Mobile 2003へアップグレードするという不正を行ったユーザーがいたため、パッチの提供を取りやめたと、同社広報担当のJess Blackburnが明らかにした。このパッチは当初、AximユーザーがWindows Mobile 2003をインストールした際に起こった、処理性能低下の問題を解決するために提供されたもの。

 「我々は現在、ユーザーにパッチを提供するための、もっと確実な方法を見つけ出し、パッチの不正使用を食い止めようとしている」(Blackburn)

 Dellでは、パフォーマンス低下の影響を受けるPDAのユーザーだけに、このパッチを提供する方法を模索中で、向こう2、3週以内には、CDでこれを配布する予定だ。

 同社では来週から、アップグレード用CDを29ドルで提供する。ユーザーはこのCDに含まれるキットを使って、PDAのOSをPocket PC 2002から最新バージョンのWindows Mobile 2003にアップグレードする。

 Dellは、6月下旬にAxim X5をアップデートし、搭載OSを Windows Mobile 2003に切り替えた。これにより、新たな機能の提供や性能の向上を行うつもりだったが、それが裏目に出て、逆にPDAの性能低下を招くことになってしまった。

  Axim X5を新たに注文した顧客の手許に、アップデートを済ませた同PDAが届き始めた7月上旬から、多くのユーザーがこの問題を発見していたが、Dellがこの問題を認めたのは7月16日で、同日にはこの製品の出荷を停止していた。

 Dellは、このところPDA市場の急速に勢力を拡大してきている。市場全体の出荷数が減少しているにもかかわらず、同社は出荷数ベースで世界第4位にまでに成長。調査会社IDCの報告によれば、2003年第2四半期における同社のシェアは、全出荷台数227万台のうちで、6.7%を占めている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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