サイバーマンデーにあたる米国時間12月2日、米国人によるインターネット小売業者へのオンライン支出は過去最高の17億3500万ドルにのぼり、前年比18%増となった。
また、これは2日に限られたことではない。comScoreによると、米国人は11~12月のホリデーシーズンの最初の32日間に、前年比8%増となる239億ドルをオンラインで支出したという。
こうした大幅な増加は、ブラックフライデーや、感謝祭に続く週末の売り上げに期待していた商店の犠牲の上で成り立っていたのかもしれない。全米小売業協会(National Retail Federation)によると、消費者によるこの期間の支出は前年より17億ドル少なかったという。
しかし、そうだとしても、この支出の減少がオンライン購買層の勢いを弱めることはなかった。comScoreのレポートによると、この週末のインターネットショッピング金額は15億4900万ドルで、2012年の感謝祭後の週末と比べて34%増加したという。感謝祭からサイバーマンデーまでの5日間でみると、米国でのオンライン支出は53億ドルで、前年の同じ期間と比べて22%増加している。
中でも勝利を手にしたのはAmazon.comとeBayで、両社ともサイバーマンデーに大幅な売り上げ増を記録した。ChannelAdvisorによると、Amazonの売り上げは2012年比で44.3%増、eBayの売り上げは32.1%増だったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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