IPv6で機器同士の連携が可能に--中国メーカーaigoのプロダクト戦略

 フリービットのビジネスパートナーである中国のコンシューマーエレクトロニクス企業「愛国者(aigo)」は11月8日、フリービットとの戦略的合弁会社である筋斗雲の個人向けIPv6クラウドテクノロジを全面採用した「筋斗雲.Aigo」プロダクトラインアップ戦略について発表会を開催した。フリービットが11月10日に発表した。

 発表会では、aigoの総裁である馮軍(Feng Jun)氏が「愛国者によるM2Mライフスタイル」に関してのビジョンを提示。筋斗雲のテクノロジを採用したさまざまな機器を、IPv6を利用して連携させていくとした。

 コンシューマー機器として市場に投入される筋斗雲.Aigo製品は、筋斗雲のテクノロジにより、個別の機器がIPv6アドレスを保有し、クライアントとサーバの両機能を備えた自律ノードとして機能する。筋斗雲.Aigoシリーズでは機器同士が直接連携できる、「aigo phone」「aigo pad」「aigo nas」「aigo mp6」などをラインアップする。Androidを搭載したaigo phoneは、2カ月以内に市場投入する予定という。

 また、2011年から世界的な運用が予定されているトップレベルドメインgTLDでの「.aigo」の取得を目指す。これにより各端末はIPv6アドレスだけでなく、「myphone.fengjun.aigo」といったホスト名も保有する。

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