日本通信は10月25日、携帯電話ショップを運営するトップワイジャパンと代理店契約を締結し、SIMフリー版のiPhoneと同社のSIMサービス「talkingSIM」をセットで販売する代理店網を構築すると発表した。11月より日本通信のマイクロSIMをトップワイジャパンに提供し、トップワイジャパンは年内に販売を開始する見込み。
日本通信は、スマートフォン向けの音声サービス付き定額データ通信SIM「talkingSIM」を7月30日に、SIMフリー版iPhone 4向けのマイクロSIM「talking b-microSIMプラチナサービス」を8月31日に開始している。しかし、これらのサービスを利用するには海外から輸入したSIMフリー版の端末が必要だった。
今回の提携により、代理店がSIMフリー端末をメーカーや流通会社から仕入れ、日本通信のマイクロSIMとセットで販売できるようになる。日本通信では、併売ショップのSIMフリー代理店化を進めていくとしており、その第1号がトップワイジャパンが運営する併売ショップ「パワポケ」となる。
日本通信は代理店網の開拓により、従来のプリペイド型製品に加え月額モデルの製品やサービスを提供できるようになるほか、海外メーカーがSIMフリー端末を日本市場に投入しやすくなる好循環が生まれるとしている。
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