Appleの「App Store」に対するGoogleからの回答とも言うべき「Android Market」が、さらに多くの国でサービスを開始することになった。
Googleによると、新たに追加されるのは(ブラジル、インド、メキシコ、ロシア、スウェーデンなど)18の国や地域で、あわせて32の国や地域のユーザーがAndroid Marketからアプリを購入できるようになるという。すでに自分のアプリケーションを「すべての国または地域」で利用できるよう設定している開発者は、新たな顧客がアプリを利用できるようにするために設定を変更する必要はない、とGoogleは述べている。
また、ユーザーはAndroid Marketでこれまで以上に多くのアプリを発見できるようになる可能性が高い。というのも、Googleは新たに20の国や地域の開発者に対し、Android Marketでの有料アプリ販売を認めたからだ。同社によると、カナダ、スイス、台湾などの開発者を加え、全体で29の国や地域の開発者がアプリを販売できるようにしたという。
これらの開発者は、すでにAndroid Marketでアプリを販売できるようになっている。また、新たに追加された国や地域でアプリを購入したい顧客は「今後2週間のうちに」購入できるようになる、とGoogleは述べた。
Googleによると、同社は今後数カ月をかけてさらに多くの国や地域でAndroid Marketのサービスを提供する計画だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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