翻訳プラットフォーム「myGengo」を運営するmyGengoは9月9日、ウェブサイトの多言語化に向けた翻訳の作業を管理するサービス「ストリング」を提供開始した。
myGengoはサイトに登録している1000人以上の多国籍の翻訳者とクライアントをマッチングさせる翻訳受発注プラットフォーム。メールやオンラインサービスへの投稿に使うような短い文章の翻訳にも対応する。料金は翻訳者のレベルによって3段階に分けられている。
新サービスであるストリングは、多言語統括管理ツールと翻訳依頼システムを組み合わせた無償ツール。サイト運営者や開発者は多言語ファイルを管理できると同時に、myGengoへの翻訳依頼も行える。サイトを更新する際にはストリングを通じてmyGengoに自動的に翻訳を発注できる。
myGengoは2009年12月から多言語サイト翻訳の統括機能のみを試験的に公開してきた。翻訳依頼機能を追加したことで、現在までに利用されている約1000件のプロジェクトを、2010年中に5000件に、また1万件の翻訳をストリング経由で獲得することを目指している。
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