川合氏は「製品を作り続けるだけで安全を保つのは難しい」と説明。ネット上の脅威が「他人事ではないと認識してもらうことが大事」と啓蒙活動の必要性を強調している。その啓蒙活動の一環として、またユーザー拡大を狙って、同社は販売パートナーのジャストシステムと共同でプロモーションを展開する。その一環としてテレビCMやキャンペーンで女性アイドルグループ「AKB48」の研究生を起用する。
カスペルスキーのマーケティング本部本部長を務める長?敏樹氏はプロモーションのテーマを“解放”と説明。「脅威や不安から解き放たれる瞬間を共感してもらう」(長?氏)ことを狙っているという。AKB48を採用した理由は「カスペルスキーの認知度と信頼感向上を狙った。またカスペルスキーのターゲットユーザー層とAKB48の支持する層が重なっていること、ユーザーとメーカーの橋渡しができることを狙った」と長?氏は説明している。
プロモーションではティザーサイトとして「AKB48カスペルスキー研究所」を公開。9月28日の直販サイトにあわせてキャンペーンサイトも公開。同時にAKB48カスペルスキー研究所の所長を発表する。以後、テレビCMなどの広告も展開していく予定としている。
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