Lenovo傘下のMotorola Mobilityは米国時間12月1日、ウェアラブル市場への期待感が低下する中、「Moto 360」の後継製品や新しいスマートウォッチを近い将来に発表する計画はないことを認めた。
Motorola Mobilityのグローバル製品開発を統括するShakil Barkat氏はThe Vergeに対し、リストバンド分野の技術が向上すれば、再度この分野に参入するかもしれないと述べた。
Barkat氏はさらに、Motorola Mobilityは年に1度のウェアラブル製品のアップデートも実施しない予定であることを認めた。「ウェアラブル製品には、毎年改良を重ね続けようとわれわれが思うだけの十分に幅広い魅力がない」と同氏はThe Vergeに述べた。
同社はウェアラブル製品から完全に撤退するわけではない。「リストバンド分野にはやはり価値があり、今日よりも高い価値を消費者に届けられる時期が来ると思っている」とBarkat氏は述べた。
ウェアラブル市場の伸びは2016年に減速している。調査企業IDCは、単独でネットワークに接続し、より適切な価格になったときに、スマートウォッチの販売は増加すると予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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