NTTドコモは11月15日、ディスプレイが曲げられるロール型デバイスのコンセプトを考案し、伸縮するディスプレイに合わせてコンテンツを最適化するUI技術を開発したと発表した。
同社では、フレキシブルディスプレイを活用したスマートフォンを見据え、任意のサイズに筐体を伸縮できるロール型デバイスのコンセプトを考案した。これにもとづき、ディスプレイの巻き取り量をセンシングすることで、ディスプレイのサイズに合わせてコンテンツを最適に表示するUI技術を開発した。
例えば、スマートフォンサイズで視聴していた動画を、より大画面で視聴したい場合、筐体を引き伸ばすことでディスプレイサイズをタブレットサイズに大型化できる。これにより、シーンに合わせて異なるディスプレイサイズでの動画視聴を1端末で楽しめるようになる。
なお、デバイスのコンセプトモデルの開発にあたり、半導体エネルギー研究所がフレキシブルディスプレイパネルを提供。本技術は、11月17日、18日にドコモR&Dセンターで開催されるイベント「DOCOMO R&D Open House 2016」で見ることができる。
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