先日Appleから発表された新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 2」だが、スペックは期待通りだっただろうか。ほかのメーカーもさまざまな差別化をしようと、スポーツやフィットネス向けの強化、アプリをスムーズに動かすためのパワーアップ、高級化など、多彩な取り組みが見られる。
今回はそうした一例として、心臓血管系の健康状態を詳しくチェックできるスマートウォッチ「SOWATCH」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
SOWATCHは、ほかのスマートフォンでも計測可能な心拍数のほか、血圧(収縮期および拡張期)、体温、血中酸素濃度などが測れる腕時計型ウェアラブルデバイス。心音の録音、心拍曲線の確認、睡眠状況や活動量の記録なども可能で、こうした情報から健康状態を判定し、心臓発作、心拍の以上、発熱、低体温などのリスクを警告してくれる。
フィットネスバンドとしての機能も備えており、日常生活やウォーキング、ジョギングなどの際に歩数、移動時間、速度、消費カロリーといったデータを計測できる。より本格的なトレーニングやエクササイズにも活用するため、自分専用のワークアウトプログラムを設定することも可能。
そうしたハードなトレーニングにおいても、SOWATCHは各種データを参考にすることで、過剰なトレーニングを警告したり、筋肉や腱の怪我を防いだりしてくれる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月5日まで。目標金額の10万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月9日17時)で約5万7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと56日ある。
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