Xiaomi、「Mi Drone」を発表--ドローン市場に参入

Joshua Goldman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年05月26日 09時01分

 ハイエンドなスペックと性能を備えた技術を驚くほどの低価格で提供することを得意とする中国企業Xiaomiが、このたび発表したクアッドコプター「Mi Drone」でもその路線を貫いている。

 Xiaomiによると、Mi Droneは、4K解像度カメラを搭載するバージョンと、1080pカメラを搭載するバージョンの2種類で提供されるという。前者は7月下旬に2999人民元(約455ドル)で、オープンベータプログラムの一環として提供開始される予定。後者は5月26日から2499人民元(約380ドル)で、同社の「Mi Home」アプリでのクラウドファンディングを通じて提供される。

 この分野の最大手であるDJIが提供する4Kカメラ搭載クアッドコプターは、最低価格でも799ドル。DJIの製品ほど洗練されていないだろうが、 Xiaomiは魅力的パッケージを約束している。

 1080pカメラには16メガピクセルのソニー製センサが搭載される。4Kバージョンは12メガピクセルのセンサを備え、3840×2160ピクセル解像度で録画を行い、RAW形式での写真撮影が可能である。ともに、画像のブレを防ぐために電動3軸ジンバル上に設置されている。カメラは取り外し可能で、折り畳み式の着陸装置を備える。

 その他の特長は以下のとおり。

  • 正確な位置情報取得のためにGPSとGLONASSをサポート
  • 屋内またはGPSなしでの飛行時(2.5m以下)の安定性維持のためのビジュアルポジショニングシステム搭載
  • 5100mAhの取り外し可能バッテリで最大27分間飛行可能
  • 自動離陸、着陸、帰還モード
  • 飛行経路設定モードとPOI周回モード

提供:Xiaomi

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]