Facebook傘下のOculusが同社の仮想現実(VR)プラットフォーム向けの新しいソーシャル機能とビデオ機能を発表した。これらの機能は米国時間3月10日より、サムスンの「Gear VR」(Oculusが共同開発)で利用可能になる。
これらの新機能を利用すれば、ユーザーはプロフィールを作成して、友達を検索したり、「Oculus Store」でVRアプリを評価したりすることができる。さらに、雑学クイズゲームやマルチプレイヤーゲームで友達と協力したり、勝負したりすることも可能だ。これは「Xbox Live」や「PlayStation Network」に似ている。
FacebookはOculusに対して影響力を持っているので、OculusはFacebookアカウントを「Oculus Video」と関連付け、フォローしているページやメンバーに基づいて、360度ビデオフィードをパーソナライズできる機能も提供する予定だ。将来的に、ユーザーはOculusが開発したヘッドセットから、Facebookの360度ビデオをLikeおよび共有したり、360度ビデオに反応したりできるようになる。
「Oculus Social」は、プライベートな「ルーム」から「Twitch」や「Vimeo」のストリームを視聴できる機能を提供する。
Oculusは9日、新しい開発者ツールを公開予定であることも明かした。
Oculusは2014年中頃、Facebookに20億ドルで買収されている。Oculus Riftヘッドセットは3月中に出荷される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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