白い杖や盲導犬の助けを借りても、目の不自由な人が歩くのは危ない。そんな危険を少しでも排除し、自分一人で歩く際の安全性を高めようとするウェアラブルデバイス「BuzzClip」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。
BuzzClipは、前方の障害物を超音波で検出するデバイス。丸みを帯びたネクタイピン程度の大きさで、衣服の胸元などに取り付けて使う。前方に邪魔な物がある場合は振動して教えてくれるので、衝突せず避けられる。
障害物として検出するのは、おおよそ腰から頭くらいの高さにある物体。この程度の位置にある物は杖で見つけられず、盲導犬も見逃すことがあるため、BuzzClipによって歩行時の安全が向上するという。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間10月9日14時)で約1万2000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと44日ある。
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