“空中に絵を描く”なんて夢のようなことができる3Dペン。今回クラウドファンディングサービスKickstarterで見つけた「3DSimo Mini」は、3Dペンとして使えるだけでなく、はんだごてや電熱糸ノコ、ヒーターにもなる多目的ツールだ。
3Dペン機能は、ABSやPLA、PETGなど多種多様な材料に対応しており、温度と出力速度が変えられる。線の太さは1.75mm。
はんだごてとして使う場合、温度は溶かす金属に応じて変わるが最高490℃まで上げられる。
電熱糸ノコは、発泡スチロールやバルサ材などの薄い材料を、電熱線で正確に切ることができる。
ヒーターは、木や革の表面を焦がして絵を描いたり印をつけたりする際に便利だ。
3DSimo Miniの温度と出力速度は、無償提供されるAndroid/iOSアプリで調整する。スマートフォンとはBluetoothで通信する。同アプリには、3Dペンで描くときの参考になるテンプレートも付属する。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月25日まで。記事執筆時点(日本時間6月25日11時)で、目標額7万ドルに対し約1万9000ドルの資金を集めている。
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