Huawei Technologies(ファーウェイ)は、スペインのバルセロナで、Mobile World Congressの開幕を翌日に控えた現地時間3月1日、「Android Wear」を搭載した新たなプレミアムスマートウォッチ「Huawei Watch」を発表した。Huawei Watchは同社初のAndroid Wear搭載スマートウォッチで、傷つきにくいサファイアクリスタルのディスプレイを搭載する。Huawei Watchは、われわれが目にした中で最も外観が優れているものの1つで、本体はステンレススチール、バンドはステンレススチール(またはレザー)という仕様になっている。Huawei Watchは1. 4インチの円形ディスプレイを搭載し、解像度は400×400ピクセル(約286ppiに相当)だ。Qualcommの「Snapdragon」プロセッサ、512MバイトのRAM、4Gバイトの内蔵ストレージを備える。底面には心拍数センサが搭載されており、1日中連続してトラッキングできるようだ。
他のAndroid Wear搭載スマートウォッチと同様に、Huawei Watchもパーソナライズされた「Google Now」カードや、テキストメッセージ、電子メール、着信などの通知をスマートフォンから転送して表示できる。Huaweiはカスタマイズ可能な文字盤を40種類以上用意しており、従来の時計のデザインの中に月相や天気、通知を表示する文字盤などがある。
Huawei Watchは心拍計を備えるほか、6軸モーションセンサと気圧計を利用して、歩数、距離、消費カロリーをトラッキングする。装用者のウォーキング、ランニング、サイクリング、ハイキング、睡眠を自動的に検出してトラッキングすることもできる。HuaweiはJawboneと提携して、ユーザーのデータをJawboneの健康管理アプリ「UP」と同期できるようにした。データは「Google Fit」アプリとも同期できる。
Huawei Watchは、米国、英国、日本、オーストラリアなど20カ国以上で発売される予定だ。価格やリリース情報は発表されなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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