Facebookの最高製品責任者(CPO)を務めるChris Cox氏は、米国時間10月1日の投稿で、同社が偽名の使用に対して誤って厳しい措置を取ったことを受け、「ドラッグクイーンやドラッグキング、トランスジェンダーのコミュニティ」およびLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)コミュニティに属する人たちに謝罪した。
「当社の方針は、すべてのFacebookユーザーに実名の使用を義務づけるものでは決してない。すべてのFacebookユーザーに実生活で使用している名前をそのまま使用してもらうというのが、当社の方針の真意だ」(Cox氏)
Facebookは、「Facebookを悪意のある者に対して開放することなく、世界中のSister Roma(ドラッグクイーン)」を認証する、より良いツールを構築中だとCox氏は述べている。また、同社はこのような状況における突然のアカウント停止を防ぐため、顧客サービスの改善にも取り組んでいるという。
Facebookは2014年に入り、性別表記に使用できる選択肢を「男性」「女性」以外にも拡大した。だが、今回の動きは、ウェブにおいて真の身元を明かすことを念頭に置くFacebookの基本的特徴を変えるものと言える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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