GMO「.tokyo」運用開始、都道府県名では初の地域名TLD

井指啓吾 (編集部)2014年04月09日 13時14分

地域名TLD「.tokyo」

 GMOドメインレジストリは4月7日、都道府県名では初となる地理的名称トップレベルドメイン(地域名TLD)「.tokyo」の運営を開始した。商標権者向け優先登録(サンライズ登録)を同日から、一般登録を7月22日から受け付ける。

 地域名TLDの管理運営事業者になるためには、東京都などその文字列が表す地方自治体の支持を得て、ドメイン名やIPアドレスなどの割当管理を行うICANNによる当該TLDの管理運営事業者審査を通過しなければならない。同社では.tokyoの運営において、2011年11月に東京都から支持を受け、2013年7月にICANNの審査を通過、11月にICANNとの契約を交わした。その後運用システムのテストを経て、開始に至ったという。


記者会見に出席した舛添氏

 .tokyoの運営開始を受け、東京都知事である舛添要一氏は「今後.tokyoの利用を通じて、東京の魅力が世界的に広く発信され、世界一の都市・東京の実現に寄与してくれることを期待している」とコメントしている。

 なおGMOドメインレジストリでは、地域名TLD「.nagoya」「.osaka」の運営事業者審査も通過しており、「.nagoya」の先行登録は2月20日に開始している。

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