エクスチェンジコーポレーションは7月1日より、自社が運営するソーシャルレンディングサービス「AQUSH」を通じて、米国大手ソーシャルレンディングサービス「Lending Club」へ投資する「AQUSH グローバルファンド」の募集を開始する。
AQUSHは、個人投資家などから集めた資金で無担保個人ローンを展開するソーシャルレンディングサービス。2009年にサービスを開始しており、利率は年平均5.50%、貸倒率は1.0%以下だという。
一方のLending Clubは、米国で2007年よりサービスを提供するソーシャルレンディングサービス。これまで19億5000万ドル以上の個人ローンを提供。独自のスコアリングにより、信用力の高い個人にのみ貸し付けを実施。貸し付け承認率は10%程度だという。2013年5月には、同社に対してGoogleが1億2500万ドルを出資している。
通常であれば、米国に銀行口座を持たないと投資家が出資できないLending Clubだが、今回のAQUSH グローバルファンドを通じて、国内の投資家が出資できるようになる。同ファンドで集めた資金をもとに、ヘッジエージェントがLending Clubに投資。
投資期間は36カ月で、予定投資金利は6.5%だという。AQUSHが1.5%の手数料を取得することから、投資家への予定配当利回りは税引き前で5.0%になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス