LinkedInは米国時間3月25日、統合化された新たな検索機能をリリースした。これにより、ユーザーは増加の一途をたどる専門的人材に関する情報をより迅速に、より深く、より理にかなったかたちで検索できるようになる。
LinkedInでアイデンティティ製品の責任者を務めるBradley Mauney氏は米CNETに対して「われわれは、LinkedInが得意とするものすべて、すなわち人々や企業、仕事、グループを1カ所に集約した」と述べている。
LinkedInが社内での設計作業やエンジニアリング作業に1年を費やしたこの新機能により、検索時にユーザーの意図が推測できるようになった。ページ上部にある、改良された新検索ボックスに検索語を入力する際、入力内容が自動補完され、コンテンツタイプ順にサジェスチョンが表示されるようになっている。
検索は同サイトの全コンテンツを対象として行われ、結果はすべて1ページにまとめられたかたちで表現、強調されるようになっている。同社によると、ユーザーが検索を重ねるほど、予測精度が高まっていくという。
また、ユーザーに合わせた結果を返すために、2億人にのぼる会員それぞれの特徴を、ネットワーク上のつながりや、プロフィール情報も含めて考慮するようにもなっている。つまり、検索結果にはユーザーが誰であるのかや、誰を知っているのか、所属するネットワークの活動内容が反映されるというわけだ。Mauney氏は例として、「product manager」(製品マネージャー)を検索しても、検索を行ったユーザーによって検索結果は大きく変わってくると述べた。
LinkedInは検索の統合に加えて、高度な検索の組み立て方法や保存方法の簡素化を図るとともに、保存しておいた検索に基づく通知を自動的に受け取れるようにする機能も新たに追加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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